ギターの講座を以前の記事に書いたが、ギターを始めたばかりの方がギターを弾く時に癖にしておいた方がいい事柄がある
それを初心者まとめとして書いておこうと思う
まずはチューニングだ
ギターのチューニングは何種類かあるが、基本的にはレギュラーチューニングと言って6弦からE、A、D、G、B、Eとチューニングする
その他には変則チューニング、オープンチューニングとあるがまずはレギュラーチューニングを覚えるといいだろう
チューニングはギターを弾く際に絶対にしなければいけない必須事項となる
チューニングが狂っているギターで練習しても何の意味も無いし、ギターのチューニングというものは弾かなくても狂うものである
なので、ギターを手にしたらまずはチューニング、何をおいてもチューニングである
この項目は絶対である
必ずだ!
チューニングはチューナーという機材か、音叉で合わせられる
無ければ買ったほうがいい
むしろ、ギターとセットで手に入れなければいけないものである
チューニングの仕方はググればでてくるのでここでは割愛する
そして、そこまで頻繁にではないが、オクターブも調整しておいた方がいい
ギターのチューニングというものは構造上完璧に合うものではない
ゼロフレット(開放)でなら完璧に合わせられることができるが、フレットを押さえてしまうと多少ズレてしまう楽器なのである
だが、オクターブチューニングをおこなえば、ある程度ならそのズレを修正できる
なので、オクターブチューニングもたまにはしておいた方がいい
そして、次に癖にしておきたいのがメトロノームに合わせて弾くである
リズムは楽器の演奏、音楽においてかなり重要な要素となる
そのリズムがガタガタでは気持ち悪い演奏になる
なので、普段からメトロノームに合わせて演奏する癖をつけておくといいだろう
メトロノームに関しては、スマホのアプリなどで無料でダウンロードできるのでそれを使うといい
便利な時代になったものだ
更に言うと、メトロノームの使い方としては遅いテンポの方が演奏が難しい
早いテンポだと誤魔化しがきいて弾けてしまう気になってしまうものだ
なので、練習の際は遅いテンポで練習をするのがいい
そして、ギターの腕を飛躍的にアップさせる秘策がある
それは録音である
自分がどんな演奏をしているか、弾きながらだと中々わからないものである
初心者ならなおさらわからないものだ
そして実際に録音してみるとズレズレのヨレヨレで酷い演奏だと感じる事が多いし、感じられないのであればよほどの天才か才能が皆無だと思った方がいい
何度も録音、聴くを繰り返し、悪い箇所を客観的に聴き直していく
これは何もせずただ練習をダラダラとしていくよりも数倍早く上達する
なので、MTRやDTMシステムは安いものでもいいので持っておくといい
もし、パソコンがあればオーディオインターフェイスを買えば無料の録音ソフトもあるし、大抵買ったオーディオインターフェイスに簡易版のDTMソフトが付いてくる
いい時代になったものだ
パソコンが無い場合は、安いMTRや中古でMTRを買うといい
それすら面倒ならばスマホの動画機能でビデオを撮るといいかもしれない
いずれも録音の際は、ドラムの音を鳴らすか、メトロノームの音を入れるかして正確なリズムのガイドメロディを入れておかなければいけない
気をつけなければいけないのは、録音したものを何度も聴くと下手な演奏に慣れてしまってそれがよく聴こえてしまうことがある
それはあまりいい傾向とは言えない
なので、最初に聴いた印象でどこが悪いかを検証して直し、また録り直すという方法をとった方がいい
その他にも、他人に聴かせて感想をもらうという方法もある
しかし、辛口な音楽をわかっている他人でないとシビアな感想はもらえないので、そこは気をつけた方がいい
この3つの項目をやっている人とやっていない人では雲泥の差がでてくる
そして、これらをやりつつ基礎の練習をしていくことがギター、あるいは他の楽器を練習する上で大切なことだと私は感じる
更に、コピーをどんどんする
コピーはとても大切である
何もしなくてもフレーズが頭に溢れてきて、それを楽器で再現できる天才という人種ならば必要は無いが、普通はそういうことはできないのである
なので、コピーをしてフレーズの引き出しをたくさん作る事が大切なのである
パクリなのではと言われそうだが、音なんて半音階を合わせても1オクターブで12音、リズムも頻繁に使うものは4,8、16分音符ぐらいのものだ
その限られた音、リズムの中でフレーズを構築する
似ているフレーズなんて世の中にごまんとある
それから、2小節以上同じフレーズでなければ著作権上パクリにはならないという決まりがあるので、1小節ぐらい同じフレーズを使っても問題は無い
まあ、そんな難しくは考えず、最初は好きなバンド、アーティストのコピーをどんどんやった方がいい
そして、コピーバンドを組むなり、オリジナルの曲を作るなりして演奏を楽しんでくれ
最後に、練習は1音1音意識して丁寧でキレイな音、しっかりと音符の長さでの音を出して演奏できるようにしておいた方がいい
それが基礎を固める大切な事だ
それができずに難しいフレーズに挑戦すると雑な演奏になってしまうからだ
以上を踏まえた上で頑張って練習を積み重ねてくれ
健闘を祈る
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